小和田駅脱出計画
健康のために一駅(5時間)歩こう
最近は健康ブームですよね♪
日頃運動不足の都会暮らしのためにたまには一駅、歩いてみましょう♪
テレビとかでもよく言われてるもんね、絶対健康にいいよね♪
最寄りの車道が走る集落まで徒歩1時間の登山:注意事項
健康のために一駅・・・
バカなことを言っちゃいけません。
小和田駅から小さな数人の集落まで出るためには、徒歩で1時間ほど登山する必要があります。
もちろん途中ぬかるみや崩落しているような危険な場所もたくさん出てきますので、体力に自信のない方は絶対におやめください。
体力に自信があっても、熊や自然災害のリスクがつねに付きまといます。
最低限の装備を揃えて挑戦してください。
最低限どの水と食料を絶対に用意してください。
小和田駅から塩沢集落までの道のり
駅前〜ダム湖通り〜廃バイク〜宮下邸
小和田駅を降り立ってから1時間ほど廃屋を探索して、まだまだ16:07大嵐発の列車には時間があるとタカをくくっていたのですが、それが後からとんでもないことになるとは、まだ我々は知る由もございやせん(≧∇≦)
スズキの125CCが捨ててあります。
小和田駅を離れて間も無く、駅前大通りを歩いてみましょう(≧∇≦)
ここは流石駅前大通りなので、他と比べて交通量も多く道もきちんとしていますね(≧∇≦)
左手にはすぐダム湖が(≧∇≦)
いい天気で気持ちよかったですが、すぐ隣にダム湖、ちょっといくと柵もなくすぐにドボンてのは怖いですよ(≧∇≦)
ダム湖ってクソ深いですからね(≧∇≦)
私泳げないですし(≧∇≦)
駅前大通りを歩いていくと、どんどん上り坂になっていきます(≧∇≦)
というか、一部区間を除いてここから先、軽い登山になるのでマジで気をつけましょう(≧∇≦)
できれば、トレッキングシューズに足腰の悪い方はトレッキングポール、加えてアメ玉、レインウェアなどハイキングからトレッキングくらいの装備で行かないと初心者には耐えられないかも(≧∇≦)
一本道ですが道が荒れてきます(≧∇≦)
交通量も少なくなると土砂や落ち葉などで道が覆われてしまい、しかも左は崖ですから慎重にいきましょうね(≧∇≦)
特にガレ道や落ち葉などで足を踏み外したり、倒木に引っかかったりして倒れたら危ないです(≧∇≦)
景色は最高にいいですよ(≧∇≦)
ついに発見:小和田駅に眠る廃バイク スズキコレダ125
小和田駅出て一つ目の分岐点、高瀬橋まで行くところ(高瀬橋までは廃道になっていて橋も崩落しています)
の高瀬橋方面の荒れた道に、スズキコレダ125が捨ててありました(≧∇≦)
一応有名なスポットと言えばそうですね(≧∇≦)
販売が1967年と有りますから、捨てられてからそこまでたってないのかしら(≧∇≦)
あ、それでも50年くらい経ってるか(≧∇≦)
カブ用の小さいコンテナボックスを装着、ビジネスバイクにはすっごい似合いますよね(≧∇≦)
自然にかえりかけているも、カブ系のこういう錆び具合とかやれ具合とか、ボロくなるというより味が出てくる感じですよね(≧∇≦)
宮下邸に到着
しばらく歩くと、有名な宮下さんの家に到着(≧∇≦)
もうお住まいでは無いとの事なので、写真を撮らせていただきました(≧∇≦)
建屋もまだしっかり残っており崩落は少ないです(≧∇≦)
でも絶対に無断侵入はやめましょう(≧∇≦)
宮下邸〜崖〜迂回路〜謎の洞窟
宮下さんのお宅を過ぎると、今にも崩れそうな橋が架かっています(≧∇≦)
うん、怖い(≧∇≦)
コレ、なんども言いますけど駅前大通りで、駅の外に出る唯一?のメインストリートですからね(≧∇≦)
舗装路もなくなり完全に登山道と化します(≧∇≦)
生半可な気持ちで、健康のために一駅歩こう♪とか言い出したバカに一言文句を、言いたくなった瞬間です(≧∇≦)
崩土のため迂回が必要。復旧見込みなし。
あれれれ!そして行き止まり(≧∇≦)
田舎道って、崩落したらそのまま廃道ってのが流行ってるらしくここも例外では無いですね(≧∇≦)
修復するのかもしれないですが、一直線に伸びた橋は使えずに大きく迂回させられます(≧∇≦)
看板の矢印の方向を見てみると、、、
、、、
、、、
←塩沢
手書き
マジ滑ります(≧∇≦)
落ちたらシャレにならんので慎重に行きます(≧∇≦)
ここは廃村、通勤するにも命がけなんです(≧∇≦)
企業戦士は戦うのです(≧∇≦)
そして、お高いニューバランスのシューズに穴が空きまして(≧∇≦)
一年もはいてないのに(≧∇≦)
ムカついたのでトレッキングシューズ買ってやりましたけど(≧∇≦)
あー小和田にセブンイレブン出来ないかなー
喫茶店ないかなー
せっかく登った道を容赦なく降らされます(≧∇≦)
疲れた(≧∇≦)
膝が痛くなってきました(≧∇≦)
倒木、そのまま(≧∇≦)
謎の洞窟を発見。
ふと目をやると洞穴?洞窟が、、、
廃坑だと思われ、手彫りかつその他の支保坑等付随設備もないことから、かなり昔のものだと思われます。
危険極まりないので中に入ることは控えておきますが、中の様子をゼット所持の強力LEDライトで照射したところ、かなり奥まで繋がっており、水が溜まってぬかるんでいるところまではわかりましたが、斜めに深く伸びているため、これ以上の侵入は危険と判断し撤収しました。
こういった廃坑などに興味本位で足を踏み入れると命の危険もあります。
絶対にやめましょう♪
その怖さについては遺構調査機構さんで詳しく解説されています。
ということでこの洞窟、なんなのかどなたかご存知の方、教えてください(≧∇≦)
かなり深そうだ(≧∇≦)
怖くて中に入ることはできませんでした(≧∇≦)
水はたまっていて斜め下に降って掘られているので万が一のことを考えて、もし降りられる方がいらっしゃるのなら、キチンとした装備で複数人で万全の体制で臨んだ方がいいかも(≧∇≦)
めっちゃ、やめといたほうがいいですけど(≧∇≦)
謎の洞窟〜沢〜名物橋
その洞穴の近くに沢が流れています(≧∇≦)
水はめちゃめちゃ綺麗でした(≧∇≦)
ほら、迂回のためにこんなに下ろされました(≧∇≦)
登るのも怖いです、一応迂回路なのでハシゴは有るんですけど、信頼性がwwwwwwww
そしてこの橋、クソ揺れます(≧∇≦)
金属がたわんで揺れるってのは心臓に良く無いですね(≧∇≦)
強風時注意しろとか、飛び跳ねたりするなとか書いてあります(≧∇≦)
怖いので一人ずつ渡りましょう(≧∇≦)
さっきの写真でお分かりかと思いますが、かなりの高さあるので落ちたら死にますよ(≧∇≦)
橋を渡るとさらに道は険しく登って行きます(≧∇≦)もうおじさんクタクタ(≧∇≦)
何度も谷底を見ながらお尻の穴がヒュンとなる感じをアレしつつ
やる気をなくす温泉ゼット
落石で出来た石の壁をアレしつつ
休憩スポット:鉄塔付近
ちょっとひらけた場所の見晴台?に出たので休憩しましょう(≧∇≦)
こんなところに鉄塔を建てた方、尊敬致します(≧∇≦)
でも怖いっす(≧∇≦)
見にくいですが、この見晴らしの良いスポットからすぐ近くに夏焼集落が見えます(≧∇≦)
この辺りは廃村、廃集落、秘境駅、廃道、限界集落が沢山あり、なんと素敵なことなんでしょう(≧∇≦)
またこの辺りの分岐点をアレすると、マキホツ集落という廃集落につながっています(≧∇≦)
マキホツとは巻頭と書くらしく、ホツはこの辺りの方言?呼び名だとか(≧∇≦)
マキホツ集落は人が居なくなってから40年ほどの時が過ぎて居て、たどり着くまでの道もほぼ廃道になっているので十分注意が必要です(≧∇≦)
集落は今では無くなっており、辺りに残骸が散らばっている程度になっているらしく建物などはありません(≧∇≦)
このかつて栄えた感がたまらないです(≧∇≦)
さてさて、見晴らしの良いところなので少し一息入れましょうかね(≧∇≦)
弟温泉ゼットはガスバーナーとコッヘル持参、これでコーヒー淹れます(≧∇≦)
アウトドアとか登山とか殆ど興味なかったけど、めっちゃ山で飲むコーヒー美味しくて、僕も買いました(≧∇≦)
鉄塔を見上げるA氏
しかし、鉄塔や風車って怖いですよね(≧∇≦)
その鉄塔の奥、崖ですから(≧∇≦)
とりあえず20分くらい山コーヒーに感動して、回復したところで先を進みます(≧∇≦)
公衆便所〜塩沢集落
ハッ!?
なんじゃこりゃwwwwwwww
こんなところに公衆トイレが、、、
しかも足の踏み場が崩落している、、、
まじ怖いんですけど(≧∇≦)
しかも
汲み取りタンクが露見している!!
もう関わりたくないのでそのまますすみましょう(≧∇≦)
倒木をいくつも超えて
(駅前大通りです)
休憩含めて1時間ちょっと
ガードレールが見えてきました!!
この時の感動はやばかったです(≧∇≦)
生きた久しぶりの人工物(≧∇≦)
しかもこのガードレールまでの登り坂ぎえげつないです(≧∇≦)
A氏はこれのせいで一週間くらい死んでました(≧∇≦)
3人とも息は切れて無言で登り続けると
、、、
バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン
やばい、本当に嬉しい(≧∇≦)
わずか数世帯の住む集落が、世界有数の都市に見えてくる(≧∇≦)
ここはニューヨークか(≧∇≦)
やっぱり都会はすごい、ポスターの貼ってある掲示板なんてあるし!!
ここが小和田駅の入り口(≧∇≦)
もし塩沢地区に引っ越しされて通勤で飯田線使うときはここから入って下さいね(≧∇≦)
あーほんと大冒険でした(≧∇≦)
そしてまだ3人はコレが序章だと言うことに気づいておらず、
13時を超えているのに、16:07大嵐駅発天竜峡行きの電車に乗る!
と意気込んでおりました(≧∇≦)
小和田駅から大嵐駅まで電車で5分程(≧∇≦)
歩くと4時間(≧∇≦)
では次に続く(≧∇≦)
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