大晦日の大井川鐵道 SLかわね路号の様子や予約状況は?3年連続で調査した結果

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3年連続で年末のかわね路号に乗車して分かったこと

大井川鐵道は、日本で唯一定期列車としてSLを運転している事、走る鉄道博物館と言われるようにかつての名車を動態保存している会社で有名です。

せっかく年末なのだから、思い出に残る事をしようと名古屋から車を飛ばして大井川鐵道の旅をしてからすっかり恒例の行事になり、今年で3回目を迎えます。

やはり予約は必須!

夏のハイシーズンとは違い、沿線は落ち着いた様子ですが、大型連休に加え里帰りした家族、子供や孫をSLに乗せてあげようとする観光客で毎年賑わっています。

予約は必須だが、早めに行けば当日券が購入できる可能性は高い

今年は大晦日ではなく、30日に乗車をしましたが、出発15分前ですでに空席残りわずかでした。

ただ、我々取材班がチケットを予約した出発2時間前では混雑しているものの、まだ席に余裕があるようでした。

気になる場合はSL予約センターに問い合わせても良いでしょう。

発車ギリギリになると買えない可能性が高いので、時間に余裕を持って受付に行きましょう。

かわね路号の編成について

かわね路号は20年ほど、先頭の機関車を除き3両編成と6両編成で運転される事が多いです。

6両編成の時(4両以上の時)は後ろに補助機関車が付くのですが、今回はE10ではなく、小ぶりな新型(と言っても1986年製造)E31形でした♪

SLの予約センターでは、当日ギリギリになるまで使用される車両がわからない

戦前の旧型客車、蒸気機関車なのでその日の調子も様々だそう。

一般的な鉄道のようにこの列車にはこの客車を当てがって、、、

などと言う予定は立てられないそうです♪

実はどうしても未更新車に乗りたくて(木目のニス塗り車両のこと)お願いをしてみたら、上記のような回答をされたのですが本当にみなさん丁寧な対応をしてくださり、空きがもしあれば車掌さんに申し伝えて席を変更してもらってくださいと裏ワザ?も教えて頂きました♪

結局オハ35未更新車に当たり、暖かい木の雰囲気に囲まれて1時間の旅が出来ました♪

日本に残る最後の垂れ流し式便所

垂れ流し式便所と聞いて最近の若い方は何のことかわからないでしょう。

名前そのまま、ウン◯が線路にそのまま撒き散らかされるトイレの事です。

実際は霧状などになって列車下部や側面にへばりつきます。

また沿線は霧状のウン◯を浴びたり、乾燥したウン◯がアレになったりと黄害と呼ばれ、次第に姿を消していきました。

現在垂れ流し式便所が現存して使えるのは日本全国探しても大井川鐵道だけです。

そのため、停車中は使用しないでくださいと書いてありますが、切迫したお客さんにとっては、使用中は停車しないでくださいと思うに違いありません。

謎の緊急停車

旅も終盤に差し掛かった頃、いきなり駿河徳山駅で車両点検の為臨時停車。

さらに崎平駅にも臨時停車。13:07発。

止まってはすぐに発車を繰り返しましたが、何かトラブルがあったのでしょうか?

列車の中では楽しいエンターテイメントも沢山あるよ

お弁当やおつまみはもちろん、お土産やビールを売りに来る車内販売。

列車旅の楽しみの1つですね♪

しかも、その辺の車内販売のスタッフとは違ってみなさん本当にベテランです。危うく買いそうになるところでした(≧∇≦)

いやいや、町おこしと大井川鐵道の為、沢山お金を使わねばなりません♪

SLの動輪を模した動輪焼が一押しだとか。

でも僕、今このブログ書いてるスマホケースは今日乗ってるC10-8がプリントされた大井川鐵道オリジナルグッズなんですけど、、、笑

あと楽しかったのが、カメラマンさんが同乗しており、各ボックスを回って記念撮影してくれます。

自然と笑顔が溢れて楽しいひと時となります♪

買うか買わないかは別で、押し売りもされないので好印象でした。

専用のケースに入れてすぐにプリントしてくれます。お値段1000円。

プロの方が撮影してくれて専用のケースに入れてくれて千円は安いです。

大井川鐵道の運賃まとめ

  1. 新金谷駅-千頭駅まで普通運賃1720円(片道)
  2. SL急行券800円、合計片道2520円
  3. お得なフリー切符もあり、大井川本線が2日間乗り放題のフリー切符3440円(新金谷-千頭1往復分)
  4. 千頭-井川1320円(片道)
  5. お得なフリー切符もあり、井川線のみ乗れるフリー切符が1800円。大井川周遊切符は全線使えて4400円
  6. つまり馬鹿高い。
  7. 高いけど希少価値も高い
  8. これだけの貴重な骨董品を維持するにはこれでも不十分なんだろうなと思われる
  • 名古屋からのアクセス

    名古屋からは新東名を経由して島田金谷インターを降りて新金谷駅へ。

    金谷駅には駐車場も比較的沢山用意されており、1日800円。

    駐車場情報

    一度料金を支払ってお出かけしても領収書をダッシュボードに置いておけば再度止めさせてくれる。

    新金谷駅の目の前のDパーキングは、過去にトラブルがあったので二度と利用しません♪いま思い出しても腹が立ちますが、まあいいでしょう♪

    SLの予約方法や運転情報、空席情報、時刻表

    大井川鐵道のページで確認できます。

    予約は電話(0547-45-2230)か大井川鐵道ホームページのメールから受け付けています

    とても親切で丁寧に運行情報を教えてくださいます。

    名古屋から大井川鐵道のSLと旧型客車に揺られて寸又峡温泉へ。日帰りモデルプランはこちら

    8:30頃名古屋付近発(車、高速利用)

    10:20頃新金谷駅到着

    10:30 プラザロコで乗車券、SL急行券をゲット

    11:00 新金谷駅付近のお弁当屋さん、ファーストフード一号線で本場の静岡おでんを食べながらお弁当をゲット。

    詳しくはファーストフード一号線の訪問記をご覧ください。

    11:30新金谷駅戻ってきたらSLが入線していたので撮影タイム

    11:52 新金谷駅発SLかわね路号乗車

    13:09 千頭駅着

    13:20 寸又峡温泉行きのバスに乗車(運賃片道880円、千頭駅から40分程度)

    14:00寸又峡温泉郷到着

    14:25 夢の吊り橋

    15:00寸又峡温泉に戻って温泉を堪能

    16:00 千頭駅行きのバスに乗車

    16:40 千頭駅着

    16:51 千頭駅発普通列車金谷行き(ズームカーでした)

    17:58 新金谷駅着

    20:30 名古屋着