【教えたくない名古屋発日帰り秘湯温泉】柿其温泉やきやまの湯源泉 渓谷の宿いち川

温泉

長野随一の景勝地 柿其渓谷にひっそりと佇む旅館に極上の湯を発見

 

どうもこんにちわ♪

温泉タワケでございます♪

今回は昼まで仕事があったため、何とか12時頃名古屋を離脱、長野県は南木曽町にあります柿其渓谷(かきぞれけいこく)の温泉地、柿其温泉まで取材をして参りました♪

 

 

 

南木曽が熱い!柿其温泉に行くなら是非行きたい柿其渓谷

 

こちらの南木曽町にある柿其渓谷と呼ばれる景勝地は、温泉よりも有名なので言うまでもありませんが、旧木曽森林鉄道・柿其線の遺構も残っており、ダイナミックな自然と風化した人工物が神秘的な雰囲気を醸し出しています。

偶然にも道中で鉄道型の橋梁を発見し、調べてみた所、こちらのサイトに詳しく記述がありましたので、お時間のある方は是非ご覧ください。

大正時代の建造物がのこされており、昭和40年頃まで使用されたと思われる森林鉄道。

その役目を終えてから50が過ぎようとしていますが、レールや構内設備がそのままのこされております。

 

柿其温泉は秘境にひっそり佇む宿で、極上の放射能線が味わえる

 

山に囲まれた秘境感満載の温泉地で、新鮮なラドン泉(放射能線)が味わえます。

含有量もそれほど多くないので、気をつければ酷い湯あたりもなさそうです。

食事もできる!名物はイワナラーメン

 

柿其温泉 いち川さんでは、イワナラーメンが名物との事。

今回取材させて頂いた時は急遽臨時休業なさっているところを、はるばるきたからとわざわざあけて下さったので料理は頂いていません。

是非堪能してみたいです。

イワナフォーーーー!!(意味不明)

温泉は勿論源泉掛け流し。肌に優しい弱酸性。

後ほど温泉について記述させていただきますが、全国的にも珍しい酸性のラドン泉です。

源泉温度はかなり低めの7.6度で加温利用です。

やわらかいお湯がと大きな窓から見える山々が疲れた心を洗い流してくれるようでした。

但し、湧出量が毎分9.4Lしかありませんので、源泉資源は大切にするために必要以上の掛け流しはやめておきましょう。

 

アクセス・料金・営業情報について

名古屋から車で片道2時間30分程度。

南木曽の柿其渓谷の中でも視界の開けた場所に位置しており、標高は500mほど。

マイカー利用の場合

 

名古屋より中央道を経由して中津川ICより33km 50分程度。

途中道幅も狭くなり分岐もあるので看板を見落とさない様に向かいましょう(経験者は語る)

 

 

 

公共交通機関を利用する場合

名古屋駅より中央本線で南木曽駅まで約2時間程度。1660
特急ワイドビューしなの利用の場合は約1時間2840円。
南木曽駅からタクシー利用で約15分。
その先の十二兼(じゅうにかね)駅からは徒歩1時間。
十二兼駅には周辺にバスやタクシー乗り場が無いため、タクシーを呼ぶか徒歩で移動することになります。
また十二兼駅は列車本数が極端に少ないので帰りの時刻等を十分に把握しておきましょう。
住所:長野県木曽郡南木曽町読書1380-6 TEL:0264-57-2655
営業時間10:00−20:00 料金:大人750円、子供400円  休業日:水曜日

柿其温泉渓谷の宿 いちかわさんの施設・設備探訪

 

宿の情報を探っているうちに、ああなるほど納得。

こちらのいち川さんは、もともと学生用の民宿として、避暑地利用のための施設だったそう。

そこでお風呂に使う井戸を掘削したらなんとラドンを含む温泉が湧き出したといういきさつでした。

素朴な建物と温かいおもてなしはそういう事だったのかと妙に納得してしまいました。

取材当日、臨時休業の看板が立っており、非常に残念に思っていた所おかみさんが出てきてくださって特別に入浴させて頂けました。

身内に不幸があり、ばたばたしている中、本当にありがとうございました!

 

外観・玄関

素朴な建物で、レキシを感じます。

木造2階です。

庭には掛け流しの水道(温泉かは不明)や加温ボイラー等が見受けられました。

こちらがおそらく加温ボイラーと貯湯タンクでしょう♪

 

手前には屋外用の石油タンクがありました。

寒い地方ならではですね、確かに、頻繁に燃料を買いにいけませんもんね〜

 

玄関は透かし文字が渋くておしゃれです。

料金表と入浴時間も新しく掲示されているようです。

大人750円、子供400円、営業時間は10:00−20:00となっているようです。

水曜日定休とのことです。

施設内部

木の温かみを感じる懐かしい造りになっています。

初めて訪れる施設でしたが、帰ってきた感を感じます(≧∇≦)

まるい背負い籠についた紅白の帯がレトロでかわいいです♪

下駄箱はオープンタイプでした。

一列に下駄が4足で全部で32足収納できると思われます。

利用者も都心ほど多くないのでオープンタイプの方が楽でいいですね♪

フロントカウンターは低めでした。

招き猫が飾ってあります。

民宿〜〜〜って感じのカウンターですね♪

山奥まできたぞおおおおお

 

 

川魚を焼く用でしょうか、囲炉裏テーブルがありました。

炭火で焼く魚はおいしいでしょうね〜

今度はきちんと営業日にお伺いしておいしいものを頂きたいですね〜〜〜〜

ああ、さっき食べた蕎麦が鬼うまかった♪

 

少し進むと向かって左側に男湯、右側に女湯が出現します。

のれんの色は同じで文字で判別するので気をつけましょう。

 

 

 

脱衣所・浴室

 

木曽五木が使われた小さな脱衣所でした。

籠は5人分ありますが、実質3人着替えるのが限界でしょうね♪

木曽五木(ヒノキ・アスナロ・コウヤマキ・ネズコ(クロベ)・サワラ)のひとつ、桧とサワラ材がふんだんに使われています。

木の香りが立ちこめて癒し効果抜群でした。

 

浴槽は桧と高野槙、床と壁はサワラでしょうか。

首振り扇風機があります。

見た感じ空調はこれだけなのですが、山深い地域ですので、夏もそこまで熱くないのでしょうね♪

脱衣所には温泉の分析表が新旧掲示されています。

平成5年と平成16年のものでした。

 

 

 

成分表を見る限り放射能以外の成分は少なそうですね♪

放射能成分も強くなくて万人するお湯です。

 

浴室に入ると香り豊かな木曽五木の香り(主に桧だな!?多分wwwwwwww)が包んでくれました。

温泉のにおいは感じられません。

お湯については下記に詳しく記述しようと思います

シャワー・カランはノンタイマー式のものでした。

設備は新しくかなりきれいに改装してあって、快適そのもの。

床材も壁も張り替えられています。

木目が美しく見とれてしまいます。

非常に清潔そのもので快適です。

オケ、椅子も木製。

自然の恵みを感じます。

 

アメニテー(アメニティ)はこちら。湯葉豆乳シリーズ。

フタバ化学のリーブルアロエ 湯葉豆乳シャンプー。

 

3種類あると思ったらボデーソープ2、リンスインシャンプー1でした。

ええええwwwwwwww

でも、高級シリーズだから許しますw

あまり匂いが好みではありませんでした。あと、やっぱりリンスインシャンプーは洗い上がりがセパレートタイプに比べると若干落ちますな〜。

気になるレベルでもないですけどw

洗い上がりはしっとりとしていて良かったのと、匂いもそこまでキツくないので配慮されています。

シャワーは水圧・温度調整も十分でした。

 

 

そして感動したのがこちら。

湯船のフタ。

なんと木製です。このフタは真新しさを感じませんでしたので、旧来よりつかわれていたのでしょう♪

ああ良いな〜 使い込むほどに味がでる材料って素敵♪

この蓋は4つに分かれており、外したら立てかけておきましょう。

そして、湯上がり後わすれずに元に戻しましょうね♪

 

お湯はため湯となっていて加温、準掛け流し。

この素敵な施設に似つかわしくない新型のTOTO製混合水栓。

シュールw

ここから温泉が出てくるとはどうも思えないんですが、まぎれも無く温泉がでてきます。

ぱかっ

 

木の香りがすばらしい。

サワラは匂いをあまり持たないのと、嗅ぎ慣れた匂いなので桧の香りだとわかります。

 

 

ざぶうん

 

湯船からみた景色は格別

木の香りがすばらしい

外の景色がすばらしい

ただし、せっかくの放射能泉です。

適度に景色を堪能したら、ラドンを含んだ蒸気を吸いたいので閉じます♪

 

 

 

お手洗い・ドレッサールーム

 

ドライヤーや鏡・洗面台は脱衣所から出てさらに奥の扉の向こうにあります。
湯上がり後はドライヤーが見当たらなかったのですが、脱衣所を出てさらに奥に進むとガラスの引き戸があり、そこの奥に洗面所とお手洗いがあります。

ドライヤーは2台。風量はそこそこ。
ドライヤーは左右に1台ずつ、合計2台確認しました。

 

 

 

男性用小便器は昔懐かしい押しボタン式
久しぶりにみました。
押したくなるこのボタン。
いつしかほとんど見かけなくなりましたよね〜

 

そして雪国独特の水道凍結防止装置。

トイレも非常に奇麗でした。

温泉について

 

準掛け流しのお湯は弱酸性放射能泉。無色透明で鮮度抜群。
お湯の特徴はあまり無いと、期待していませんでしたが、しっかりと湯上がり後、ラドンのずっしりくる感じがしました。
お湯は無色透明で、細かな湯の花が舞っており、温泉独特の渓流臭(鉱物臭)が桧の中からほのかに漂ってきます。
この川臭(鉱物臭)、本当に大好きです♪

湯ざわりは非常に柔らかく軟質で、弱酸性ながらも思ったほど酸味は感じられませんでした。

若干の甘みを感じたのでそのお湯の柔らかさにアルカリ性と勘違いする人もいそう♪

気にしないと分からないくらいの味と匂いなので、無味無臭と感じる方も多いのでは。

 

利用状況を見ると塩素消毒は行っているとの事でしたが、ほとんど全く塩素集は感じられず極上の木の香りの中に天然温泉の渓流臭(鉱物臭)がひろがっています。

 

内容成分は1kgあたり66.8mgと少なめでこれといった特徴はありません。

無数の小さな白い湯の花が舞ってお湯の新鮮さがよくわかりました。

しばらく大きな窓をあけて景色を堪能した後は、その窓を閉め切って放射能泉独特の楽しみ方である、「蒸気を吸引」します。

 

 

湯上がりは酸性独特のさっぱり感と、ラジウムによる軽い湯あたり感が得られ、放射能泉に入った実感が湧いてきます。

その他のポカポカ感やしっとり感などの特徴はあまり感じられませんでした。

 

温泉評価表

 

☆温泉評価表☆

柿其温泉(やきやまの湯源泉) 

源泉 柿其温泉やきやまの湯

泉質:弱酸性単純弱放射能冷鉱泉

源泉温度 7.6度

湧出量 9.7L/分

PH5.7

内容成分合計66.8mg/kg

ほとんど無色透明、ほのかな渓流臭を有す。

成分含有量が少ないため特徴のないお湯に感じるが、湯上り後軽い湯あたり感とさっぱりとした特徴のない湯上り感から順にしっとりすべすべに変化。

細かな湯の花が沢山待っていてお湯は新鮮そのもの。

こじんまりとした浴室にラドンの蒸気と檜の香り、温泉独特の僅かな渓流のような匂いが立ち込めて極上の空間。

加水 ×

加温 ○

循環 ×

塩素消毒 ○

お湯 ☆☆☆☆

湯上り感 ☆☆☆

施設 ☆☆☆☆木造の風情と快適装備

清潔度 ☆☆☆☆

コスパ ☆☆☆

ドライヤー風量 ☆☆☆

アクセス難易度 ☆☆☆名古屋から2時間

総合 ☆☆☆☆

〒長野県木曽郡南木曽町読書1380-6

TEL:0264572655

駐車場     有り

営業時間 10:00-20:00

休業日 水曜日

料金 大人750円

小人400円

料金は800円となっているサイトが多いが(公式HPも)2019年3月現在750円税込みであった

 

 

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